スマホ・携帯電話の処分方法|携帯ショップの無償回収(モバイル・リサイクル・ネットワーク)
実家や自宅の片付けでは、機種変更のたびにしまい込んだ古いスマートフォンや携帯電話、充電器が何台分も出てくることがあります。携帯電話には、携帯電話事業者を中心とした回収・再資源化の仕組みがあります。
この記事では、電気通信事業者協会(TCA)が公開している「モバイル・リサイクル・ネットワーク」のページと環境省のページを2026年11月2日に開いて確認した内容をもとに、回収の対象、参加している事業者、持ち込む前の準備を整理しました。
この記事の要点
- 携帯電話の本体・電池・充電器は、モバイル・リサイクル・ネットワーク(MRN)として各社ショップ等で無償回収している
- 機種変や契約時でなくても、どんなに古い機種でも受け付けている
- 参加社は通信事業者4グループ・販売会社1社・業界団体2団体(令和7年12月1日現在)
- 持ち込む前にデータを移し、消去とアカウントの解除を済ませておく
1携帯ショップの回収の仕組み
携帯電話事業者を中心とした回収の仕組みがある
モバイル・リサイクル・ネットワーク(MRN)は、利用者の協力と携帯電話事業者を中心とした、使用済み携帯電話等の回収・再資源化の取組みです。MRNのページでは、携帯電話の本体、電池、充電器を「無償」で各社ショップ等で回収していると案内されています。
機種変更や契約のときでなくても、古い機種でも受け付けている
MRNの概要には、機種変や契約時でなくても、いつでもどんなに古い機種でも受け付けていると書かれています。電池や充電器も回収の対象です。
端末には希少金属が含まれている
使用済みの携帯電話等の端末には、金、銀、銅、パラジウムといった希少金属が含まれ、「都市鉱山」とも呼ばれています。MRNは、回収した端末に使われている資源の71.1%を再資源化し、有効に利活用することを目指すとしています。
2回収に参加している事業者
通信事業者
株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社/沖縄セルラー電話株式会社、ソフトバンク株式会社、楽天モバイル株式会社。
販売会社・業界団体
販売会社として株式会社エディオン。業界団体として一般社団法人電気通信事業者協会、一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会。(MRN参加社一覧・令和7年12月1日現在)
令和7年度の回収実績は、本体3,187千台(329トン)、電池3,420千台(128トン)、充電器974千台(65トン)です(MRN「これまでの回収実績」)。
3持ち込むまでの3ステップ
01端末・電池・充電器を集める
引き出しや箱に残っている古い端末、外した電池、充電器をまとめます。MRNでは本体・電池・充電器のいずれも回収の対象です。
02必要なデータを移し、アカウントを外す
写真や連絡先など残したいデータは、持ち込む前に移しておきます。MRNの概要では、大切な写真やデータの移し替えについても相談に応じ、手伝いもしていると案内されています。データ消去とアカウントの解除の考え方は、別記事で解説しています。
03参加社のショップに持ち込む
各社のショップで回収しています。ショップの検索は、MRNの「回収から再資源化までの取組み」のページから各社のショップ検索に進めます。受付の方法は店舗で確認してください。
データの消去とアカウントの解除はパソコン・スマホのデータ消去、故人の端末の扱いはデジタル遺品の整理で解説しています。
4電池の扱いの注意点
リチウムイオン電池を一般のごみに混ぜない
環境省は、廃棄物処理施設や収集運搬車両でリチウムイオン電池等に起因する火災事故が頻繁に発生しているとして、啓発を進めています。TCAと情報通信ネットワーク産業協会は、同電池を使う携帯電話等の適切な使用や回収を促進するため、環境省主導の「LiBパートナー」に加わっています。
電池の出し方はリチウムイオン電池の処分方法、パソコンはパソコンの処分方法をご覧ください。片付け業者にまとめて依頼する場合は、端末にデータが残っていないかを先に確認し、端末を引き取れるか・どこで処分するかを見積もりの段階で確認してください。
5よくある質問
Q. 古い携帯電話は携帯ショップで引き取ってもらえますか。
A. モバイル・リサイクル・ネットワーク(MRN)では、携帯電話の本体、電池、充電器を各社ショップ等で無償回収しています。機種変や契約時でなくても、どんなに古い機種でも受け付けていると案内されています。
Q. 契約していない会社のショップにも持ち込めますか。
A. MRNの概要は、全国にある各社の「ショップ」で回収しているとしています。持ち込む店舗での受付の条件は、事前に店舗へ確認してください。
Q. 回収された端末の個人情報はどうなりますか。
A. MRNの概要には、端末に記録されている様々な個人情報について、確実な漏えい防止措置を講じていると書かれています。自分でできるデータの消去やアカウントの解除も、持ち込む前に済ませておくと安心です。
Q. どのくらいの端末が回収されていますか。
A. MRNは、平成13年からの24年間で約1億6000万台の使用済み端末を回収したとしています。令和7年度の回収実績は、本体3,187千台、電池3,420千台、充電器974千台です。
6出典・参考にした公式情報
本記事の仕組み・実績の記述は、以下の公式情報にもとづいています。
- モバイル・リサイクル・ネットワーク(一般社団法人 電気通信事業者協会(TCA)・2026年11月2日確認)
- MRNの概要|モバイル・リサイクル・ネットワーク(一般社団法人 電気通信事業者協会(TCA)・2026年11月2日確認)
- 参加社一覧|MRNの概要|モバイル・リサイクル・ネットワーク(一般社団法人 電気通信事業者協会(TCA)・2026年11月2日確認)
- これまでの回収実績|モバイル・リサイクル・ネットワーク(一般社団法人 電気通信事業者協会(TCA)・2026年11月2日確認)
- 周知・啓発活動|モバイル・リサイクル・ネットワーク(一般社団法人 電気通信事業者協会(TCA)・2026年11月2日確認)
- リチウム蓄電池関係 | 環境再生・資源循環(環境省・2026年11月2日確認)
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本記事は、電気通信事業者協会と環境省の公式ページを2026年11月2日に確認した内容にもとづく一般的な情報です。回収の受付方法は店舗ごとに異なる場合があります。必ず持ち込む店舗とモバイル・リサイクル・ネットワークの最新の案内をご確認ください。